ひきこもりから、社会にあそぶ

常識を壊して、常識にあそぶ、常識を創る

気負け、瞬きの敗北

f:id:KajikiZen:20230807200823j:image 

 館林、石井東吾氏(ジークンドーマスター)に会う。門前払いをくらう。今は、体験入門はしていないそうだ。

 優しい語調は、表。裏には強く、融通の効く氣が隠されていた。

 気づいた瞬間、右前足第二指の足底屈筋、同じ足の足首、左後ろ足踵部へ重心移動、連鎖して同じ足の上部腓腹筋側部、大腿二頭筋の端部、上部腹直筋、即ち鳩尾、下部腰椎、胸鎖乳突筋、これら全てが、瞬く間のことではあるが、使い物にならなくなった。即ち敗北した。

 特に鳩尾、胸鎖乳突筋の過緊張は、致命的だ。これらの筋は、現状の無意識力のガードが破られたときに、受け身となりて緊張する。彼の能動の意識力が、僕の受動の無意識力を貫通し、心身の融通性が著しく損傷をうけた。

 悔しい。気功、ヨーガ等の技術を用い、気を太く、強く練り上げてきた自負があった。

 睡眠の不足、悪性の食事、直前の睡眠、労務上がり、ネオフォビア、それらのストレッサーで、氣が軟弱にはなっていた。

 が、武術の世界に、二度はない。どんな条件、環境であれ、ベストを尽くし、命を活かす。そのように目的するゲームに、自ら足を突っ込んだ。だから、先述のストレッサー云々は、言い訳として処理をする。無理矢理に流し込む。

 悔しさは胸に残り、こころの奥へと流れていったのか。高崎駅で下車、高崎総合文化センターで、備えなき野宿を敢行。

f:id:KajikiZen:20230807195826j:image
f:id:KajikiZen:20230807195822j:image

 静かに座り、研心抄(中村天風)を読了し、眠気に身をまかせた。

 日の出とともに、列車にゆられ、朝、水上の山紫水明に、こころとける。

f:id:KajikiZen:20230807200730j:image
f:id:KajikiZen:20230807200734j:image
f:id:KajikiZen:20230807200743j:image
f:id:KajikiZen:20230807200726j:image
f:id:KajikiZen:20230807200738j:image