ひきこもりから、社会にあそぶ

常識を壊して、常識にあそぶ、常識を創る

2023-01-01から1年間の記事一覧

気負け、瞬きの敗北

館林、石井東吾氏(ジークンドーマスター)に会う。門前払いをくらう。今は、体験入門はしていないそうだ。 優しい語調は、表。裏には強く、融通の効く氣が隠されていた。 気づいた瞬間、右前足第二指の足底屈筋、同じ足の足首、左後ろ足踵部へ重心移動、連鎖して同じ…

夏祭り、感応陽交

祭りへゆく。沼田の祇園祭。長岡花火大会へは、行けなかった。明日は仕事で、列車はどうしても日をまたぐ。残念至極、フェニックス。またいつか。 期待はしてない、唯の代償行為。下車して一変、荘厳な黄昏。なんというか、バルハラから迎えが来そうな予感。…

選択の難しさ〜消費行動の奥行き

ピザを食べて、後悔した。 何故にこんな選択をし、こんな情意に翻弄されているのか、かんがえる。 今朝、休日を返上して、労働に勤しんだ。楽しみに立てた計画を踏み倒して。楽しみ、は煩悩へと形を変えて、務めへとむけたい注意を、阻害する煩悩へと形をか…

単純労働者、仏教に遭う

食器を洗う、配膳を行う、床を擦る、シーツをひく、まくらを入れる、ごみを出す。 毎日8時間、行うこと。 引きこもりから社会へ遊ばんとしたとき、まず蹴つまずいたのが、単純労働だった。 あまりにもきつかった。嫌悪からくる吐き気で、死んだ方がマシと、…

一ノ倉沢、崇高に過ぎ、言語道断、絶筆妥当

この崇高さ、このために、ブログが書けなかった。 僕が文学に絶望したのち、ものを書きたい、と再度思わせてくれたのは、会津高原で住みこんでいた寮の、部屋の窓からみえる、冠雪する燧ヶ岳だった。 あまりに美しくて、美しくて、でも、それを表現できなく…

ほとほと間のあわぬ日

2日前、休日の朝寝。カーテンを開ければからりと快晴、予報外。朝の一服で覚悟を決める。よし、谷川岳登ろう、と。起床から5分のこと。バスの時刻を検索し、水上駅までの時刻を概算し、5分で準備、出立。自らの決断に、驚く。確かに、谷川岳登山は、夢に見て…

命の流転、愛兎の死によせて

今日、母からテンちゃんが死んだことを聞かされた。5日前に命を燃やし尽くしたらしい。 虚だ。なぜだろう? 彼女の終わりについて、命ある頃から既に、幾許も想いを馳せた。自身に対してのみならず、あらゆる大切な存在について、死と無常とを想ってきた。 …

技能実習生の笑顔の奥に、日本人派遣労働者の倦怠を尻目に

出勤し、先輩方と挨拶を交わす。仕事の詳細を確認するために、言葉を交わす。初めましての人に、自己紹介をする。 放たれる言葉に隠れた、表情、機嫌、欲求、姿勢に注意を払う。 この職場は派遣で回っている。日本人労働者は一様に疲れ、諦念している。何に…

貧困に想い寄せる休日

今朝は歯を磨かず、電気は点けたままに寝落ちした様だ。残念、悪い習慣だ。 今日は休日、金はないが元気はある。何をしようかと一服つきながら、想う。やはり、貧困と旅か。そのようにある現状と、そのようにありたい未来。これらを交互に行き来しようか。 …

初の中抜け勤務

今日何を成したいのか、三分間の黙想(小学校で習い覚えたもの)の後、出勤。 朝食の配膳の合間に、残飯のパン、無料サービスのコーヒー、アメニティの櫛をすくねる。無料のものだからと、未来への自分への配慮を忘れて、いや、無視して盗む。 午前の勤務後、…

水上温泉、勤務初日

カーテンを開けると、桃源郷。リゾートバイトの醍醐味に心震える。今日は快晴、陽の光に身を預ける。とても心地よい。川の音に心を傾ける。 はじめての勤務に際しての高揚と不安とを味わいつつ、歩をすすめ一分、フロントで先輩と合流。ペルソナへの移行は、…